大人モテレッスン生:39歳女性 アラフォー婚活成功~結婚までの軌跡【後編】

 

39歳女性 アラフォー婚活成功~結婚までの軌跡【後編】

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元カレとお別れしてから約半年経った頃、婚活パーティに参加してみることにした。れぃさんとのレッスンを受けてから初めてのパーティなので、レッスンの成果を出せるだろうかという不安と「試してみたい」という気持ちが入り混じった状態で参加してきた。

結果は惨敗。

 

結果をれぃさんに報告するとプロフィールカードを見せてと言われた。「そこに惨敗の答えがあるから」と。

れぃさん:「あ~(笑) このプロフィールカードを見た男性たちからはどんな質問受けた?」

「仕事の内容とか……飼ってる犬の種類とか……たいてい同じようなことを聞かれます」

れぃさん:「そうだろうね。このカードを見たらみんな同じような質問になっちゃうんじゃない? だって、つまんない」

「ぐっ……(やっぱり鬼かも……)」

プロフィールカードには、記載項目に対してただただありのままを書いた。

 

参加者はみんな、カードを見て話しのきっかけを探すのに、君のカードには印象すら残らない月並みなことしか書いていないじゃん。こんなのコミュニケーションとれないよ。そりゃ惨敗する――と、れぃさんは楽しそうに笑った。悪魔の高笑いだったかも(笑)

 

確かにこれを見ても何も聞くことはないかも……。

 

「私もプロフィールカードを作ってみた」と、すぐさま、れぃさんからLINEが届いた。れぃさんのカードを見て感動した。どこから突っ込もうかとワクワクしてしまうようなプロフィールカードだった。

良い意味で、突っ込みどころが満載というのか。

これなら3分のトークタイムなんてあっという間だろうし、3分の間で聞けなかった分はフリータイムで聞こう=話したい! って思うだろうなと思った。

 

こんなにプロフィールカードが重要だったとは……!!

プロフィールカードに対するダメ出しレッスンを受けて、再度パーティに申し込みをした。ファッションもれぃさんにチェックしてもらい「必ず一人に対して1回は褒める」という課題を自分で設けた。

あと、れぃさんのレッスンを受ける前から私は、婚活パーティに行く時には必ず守っていることがあった。それは――。

「つまらなくても笑顔で話す!」

当たり前のことのようだが、結構……当たり外れなどの気持ちが顔に出る参加者(男女問わず)は多い。パーティには色んな人が来る。

失礼なことを言う人もいるし、自分の自慢話ばかりする人、自分を卑下する人など話をするのがつらい人たちもたくさんいる。でもつまらない顔で話しをするのは失礼だし、せっかく勇気を出して来たのだからその場だけでも楽しく過ごしたいと思っている。

 

そしていざ再・参戦!

プロフィールカードのおかげでどの男性とも話しがはずみ、3分があっという間だった。中間発表も今までにないほどの好成績だった。

ここだけの話ですが、人気1位か2位だったんじゃないかな~

フリータイムでも常に男性たちが周りにいて、一人でいることや女子同士で固まることはなかった。後から聞いた話だが、私と話しをするために男性たちが順番待ちをしていたらしい

最終投票も終わり、先に男性たちが退室した。帰る準備をしていると、隣の席の女性から声をかけられた。

「良いなと思う男性はいました?」
「もう少しお話ししたいなと思う男性はいましたよ」

「失礼だとは思ったんですけど、途中からあなたが男性たちとどんな話してるのを聞いてたんです。だってどの人とも楽しそうに話してましたよね。全員が本命なんじゃないかって思うくらい! 私がつまらないなって思った人とも盛り上がってて、どんな話してるのか気になっちゃって。すごいなって思いました。私もこんな風に頑張ろうって思いました」

 

思いがけないところから褒められた!!!!!

自分では必死だったのでわからなかったが、私も男性たちも本当に楽しそうに見えたようだった。本来ライバルであるはずの女性から褒められた!

男性から色々褒められた時よりもずっとずっと嬉しかった。

そのパーティで出会った男性と、連絡を取り合うようになっていた。

とても話やすくて一緒にいて楽しいし、優しくて気配りができる人。その優しさを素直に受け止めれば良いだけなのに、私の異常な警戒センサーが

「この優しさには何か裏があるのでは」
「また騙されるんじゃないか」
「利用されるんじゃないか」

と発動した。自分でも本当に面倒くさい女だと思う。それでも彼と会っている時は楽しくて。

警戒センサーを発動させながらも何度かデートした。

そんな中、彼とのLINEでのやりとりが増えてきたのだが、困ったことが起きていた。

彼のLINEの絵文字、顔文字が激しくて読みにくい!

2ちゃんねるばりの顔文字にハイテンションなLINEが送られてくることが多くなり、返事に困ることもあった。会っている時はそうでもないのになぜLINEだとこんなにテンションが高いのか?

ちょっと不快なレベルまで達していたので、会った時に顔文字をやめてほしいと伝えてみた。彼は言った。

「(顔文字は)趣味でやってるんで。あまり気にしないで」

……うまく伝わらなかった。

れぃさんにその事を報告した。

れぃさん:「じゃあ、彼に伝わるように」伝えましょう。伝わるように伝えていないのは「言った」、伝わるように伝えてはじめて「伝えた」となります」

え? ……でもちゃんと伝えたと思うんだけど……。

そう思いながら「伝える」ためのLINEを作成し、れぃさんに添削してもらった。そのLINEを彼に送ったら見事に顔文字のないLINEの返事が来た!

すごい! やっぱりれぃさんはすごいな~! なんて思っていたら、れぃさんから痛烈なレッスンレポートが届いた。

君の『伝える力』は言いたいことをニュアンスで分かって欲しいという、投げっぱなし&相手のくみ取り力に依存している。彼に上手く伝わらなかったってLINEもらった時も「おめーの伝え方の問題だと思うよwww」って心の中で突っ込んでたよ。

ショックだった。
本当にその通りだったから。

彼と話しをした時も「なんとなく私の良いたいこと分かるよね?」そんな思いが確かにあった。れぃさんへの相談メールやLINEでも「れぃさんなら分かってくれる」という甘えが出ていて、不愉快な思いをさせてしまっていたことにもショックを受けた。

その後も、彼からのLINEには顔文字が一切載らなくなった。

彼も努力してくれているのだから、私も努力しないと。伝えたいことを伝わるように伝える。……次に会った時にできるかな。できればいいな。できるようになればいいな。

彼から告白はされていたが、自分の気持ちがわからず返事を保留にしていた。

ドタキャンばかりを繰り返しては私を大切にしてくれない元彼の時は、本当に恋に落ちるような感じでのめりこんでいったけど、今回の彼にはそんなキュンキュンする感じはない。

ただ一緒にいると落ち着くというか癒されるというか。これって男性として好きということなのかが分からなかった。

れぃさん:「ずっと返事を保留したままって……。それがどんな酷なことなのか分かってる? 彼は今後、付き合える見込みがあるのかどうか不安だと思うよ。せめて今の自分の状況や気持ちを正直に話してみたら? たぶん今の彼は、君から聞く限りきちんと向き合ってくれるタイプの男性だと思うよ」

確かにその通りだと思った。
中途半端な状態で彼を傷つけてしまっている。

デートの前の日にこれから自分はどうしたいのか、彼の事をどう思ってるのか、ずっとずっと考えていた。一緒にいたいと思っているけど、男性として好きかどうかわからない。

そんな自分勝手な気持ちを伝えても良いのだろうか。さらに傷つけたり、怒らせてしまうのではないだろうか。でもちゃんと伝えたい。彼も誠実に私に向き合ってくれているんだから私も彼とちゃんと向き合わないと。でも上手く伝えられるかな……。

デートの日、思い切って彼に打ち明けた。

元旦那にモラハラを受けてたこと、裏切られたこと。
また男性に利用されるんじゃないかという恐怖から、男性に対して警戒心が強いこと。彼に対しても警戒心全開でいたこと。

闇を抱えててどす黒い気持ちでいることもあること。すべて。

言葉が詰まったりしてうまく言えなかったけど、彼はきちんと丁寧に聞いてくれた。

「きっと何か理由があるんだろうとは思ってたよ。トラウマはすぐには治らないだろうから警戒心を解くのはゆっくりでいいよ。でも可能性があるのが聞けて良かった。俺はブラックな君も見てみたいな。きっとブラックな君も好きだと思うから」

……泣きそうになった。

「こんな面倒な女でよければよろしくお願いします」

そう伝えた。

婚約、そして入籍

彼とは結婚することになったが、これからが本番だと思っている。

ずっと“夫”の隣にいられるように、ずっと大事にしてもらえるような価値のある女性で居続けたい。
褒めることと、そして伝える努力。苦手で避けてきた事こそ一番大事なものなんだと約2年間のレッスンで学んだ

ちなみに夫は私に一目ぼれだったそうだ。

おブス人生を歩んできた私が一目ぼれされるようになるとは! 本当に努力は報われるんだ! と過去の自分に言ってあげたい。

自分のイヤな部分やトラウマに向き合ったりして辛いこともあったけど、それを乗り越えれば人は変われるんだと色んな人に伝えたい。

そしてれぃさんへ心からの感謝を伝えたい!

私に厳しく優しく愛情もって指導してくださったから今の私があります! この幸せを今度こそ末永く大事に守っていきます。

本当に本当にありがとうございました!