男に追わせる女のなり方:モテるのはあと3歩で届きそうなレア感のある女

オトコの取説24 作:精神科医 山下悠毅 ※不定期更新

 

ほとんどの女性が男性に好かれようとして自身の価値を下げている。

人は「絶対に手中に収められない物」に対しても、「容易に手中に収められる物」にも興味が沸かない。今日はこの続きを書いていきます。

実は、男性の恋愛心理はこれが全てと言っても過言ではないのです。何故なら女性は「おそろい」が好きですが、男性は「レアアイテム」が大好きだからです。

今回は、この原理に沿って「恋愛が上手くいかない女性」のパターンを解説していきます。

 

アピール過剰系女子

自分のことを「モテない」、もしくは「もう年だし」などと感じている方に多いのですが、好きな異性を前にすると露骨に笑顔が増えたり、お世辞を言ったりしてしまう人がいます。

彼女達は「恋は攻めが大事」というとんでもない誤解をしているのです。人目をはばからず「○○さんも一緒に飲みに行きましょうよ」と誘ってみたり、旅行や出張にかこつけて「お土産を買ってきました」と人前でプレゼントを渡したり、なんてことをしてしまうのです。

しかし残念ながらそうした行動は、相手に対して 自分は容易に手中に収められる存在だと学習させているだけなのです。結果、全く相手にされないか、せいぜいキープされるのが関の山なのです。

 

伝播作戦系女子

「告白をする勇気がない」「交際経験が少ない」こうした想いが強い結果、周囲から固める作戦を取ってしまう女性がいます。

こうした人は仲間や同僚に自分の好意を話すことで、間接的にその想いが相手に届くよう仕向けるのです。するとこの作戦は必ず効を奏し、確かに彼は周囲からその事実を告げられるのです。

しかし「こうして彼女は、めでたく彼と結ばれました」とは、残念ながらなりません。なぜなら、こうした行動も結局はその彼にとって彼女が容易に手中に収められる存在と学習させているだけだからです。

もちろんその女性の外見が対象となる男性のまさにタイプであれば交際は開始するかもしれせん。しかし、そもそも「価値」とは相対的、感覚的なものなのです。

「私はどこにもいきません。あなたの手中にずっと収まり続けます」と、言うような態度を彼女がとり続けたなら彼の中での彼女の価値は着実に下がり続けていくのです。

 

自身の価値を男性に正しく伝えられていないのが大きな原因

そして、いつしか彼は別の「容易に手に入らなそうな」女性に興味(価値)を求め、去っていくのです。同棲によって結婚が遠のく理由も、男性の絶対的な安心感から生まれるパートナーへの価値の暴落が原因の1つに考えられます。

そうは言っても、結局男は顔で選ぶのだろうとここまで読まれてそう感じられた方もいると思います。しかし、ちょっと考えてみて欲しいのです。理解していただきやすいように女性アスリートを例にしてみましょう。

 

容姿に関係なくレア感が強い女性がモテ続ける理由

フィギュアスケート、ゴルフ、バレー、卓球――。

実力はともかくとして彼女達の外見レベルは、やはりその業界のプロであるグラビアモデルやモデル達と比べると、控えめだったり地味な印象がありますよね。無名のタレントやグラビアアイドルの方がはるかに美人が多いです。

それにも関わらず彼女たちは自身の競技で活躍し有名になればなるほど、カメラをぶら下げたおっかけが増え続け、写真集までもが発売されたりするのです。

 

一体なぜでしょうか?

それは彼女達が、メディアで報道された事により「より手中に収められそうにない」=「より価値が有る」という男性心理を刺激しているからなのです。

これは、一昔前の「おバカタレント」として売り出された女性芸能人もそうでした。彼女達は、たとえ「おバカ」というくくりであったとしても、芸能界においてレアな存在となり、男性陣から「手中に入りにくい」=「価値がある」と認識されるようになったのです。

そして、レアである「バカなふり」をしたことで写真集がバカ売れ、トップアスリートと結婚する機会になった人もいたのです。

骨董品しかり、オンラインゲームのアイテムしかり、やはり「価値」というものに本質は無いのです。あるのは手に入りやすいか否か。ただそれだけなのです。

では話をまた恋愛下手な女性の行動パターンに戻しましょう。次に――

 

美人で仕事もできる系

ルックスもよく、学歴もよく、加えて仕事もよくできる。誰もがこんな女性に一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。しかし、こうした女性も、実は恋愛に悩んでいるケースがとても多いのです。心療内科に恋愛相談で来る方も少なくありません。

こうした女性のどこが問題なのでしょうか。それは、もうお気づきの方も多いかと思います。そうです。彼女達は男性にとって「絶対に手に入りそうにない存在」=「興味の対象外」といった存在になってしまっているからなのです。

 

簡単に手に入ると思わせてもダメ。絶対に手に入らないと思わせてもダメ。

これは予算が5万円の時には50万円のバックが興味の対象外になってしまうのと同じ原理です。残念ながら、彼女達は自分達の美を磨けば磨くほど、そして出世すればするほど、男性からの「興味」を得られなくなってしまうのです。

自分としても恋人が欲しいのに出来ない。しかし、周囲はそうは見てくれず、「○○さんは理想が高いから」と根拠のない噂をされ、ますます負のスパイラルにはまっていくのです。

人はいつだって手中に収められそうで、ギリギリ収められない物に対して、強烈に「欲しい」と感じる。

この枠に入らないと女性は男性から「恋愛対象」として価値や興味を持たれないのです。では、どうしたらこの「枠」に入ることができるのか。続きは次回、書いていきます。

 

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山下悠毅

山下悠毅

山下悠毅【精神科専門医 榎本クリニック院長】 専門:性依存症、ギャンブル依存症、パニック障害、社交不安障害│ 日頃の診療経験をもとに、こちらへ寄稿させて頂きます。 ブログ :[プラセボのレシピ]