男に追われる女のなり方:幻滅しそうな男心をぶっちゃけ解説!

オトコの取説 最終話 作:精神科医 山下悠毅

人はいつだって手中に収められそうで、ギリギリ収められない物に対して、強烈に「欲しい」と感じる。この枠に入らないと女性は男性から「恋愛対象」として価値や興味を持たれない。では、どうしたらこの「枠」に入ることができるのか。今日は、この続きから書いていきます。

 

今日は、男の本質を話します。

男女の違いについては、様々な媒体で様々なことが書かれていますが、私が思う最大の違いとは、「男はとにかく見る目がない」ということです。

・ブランドキメキメ「ドーダ君」
・秋葉系バンダナ「リュック君」
・秋でもタンクトップの「ナルシス君」

他にも、とんでもない高級なイタリア車を乗ってみたり、アニメのプリント塗装したいわゆるイタ車(「痛い車」)を誇らしげに乗ってみたりと、女性には理解に苦しむ男性は少なくありません。

ヤンキーファッションしかり、男のセカンドバッグしかり、彼らは、たとえ女性からなんと言われようと、自身の信念を貫くのです。

ここで、「信念を貫く」なんて書くと「男らしさ」なるものが見え隠れするのですが、その本質は「自分の属する同性からの評価が全て」というお粗末なものに過ぎないのです。

 

男の価値観の本髄とは

どういうことかと言うと、結局「見る目が無い男」にとっては、周囲の男性からの称賛や羨望こそが、あらゆる選択の基準なのです。

お金持ち同士がつるめば、そのグループ内において、「すげー」だの「いいなー」と言われそうな、ゴツゴツな高級時計が「欲しい時計」「身に着けたい時計」になります。

マッチョ同士がつるめば、これも同様で「すげー」だの「いいなー」と言われるであろう肉体を目指すのです。

もちろん、こうした習性は男である私の中にもたくさん存在し、「周囲の男性からの評価」にはいつだって敏感です。ただし中には「いかに評価を気にしないよう振舞うか」という軸で周囲の評価を得ようとする男性もいます。

そして、これは女性を選ぶ時の選択基準も同様なのです。男は何で女性を選ぶのか、これもまた「他の男が羨ましがる」という軸なのです。

 

平安時代の美人とは

「私、平安時代だったらモテモテだったのに」

なんて話す女性と、私はこれまで何人も話をしてきました。なかなか反応に困ってしまう発言ではありますが、歴史の教科書を見る限り、当時は「おかめ顔」が美人の象徴だったようです。

同じ様な話としては、昔のオランダでは「足の小さな女性が美人」という理由で、木靴を子供の頃から無理やり履かされたり、どこぞの島では未だに「太っている女性こそが美人」という文化が残っており、とにかく必死で食べまくるそうです。(力士しかりプロレスラーしかり、減量より増量の方が遥かに過酷です)

おそらく、これらは全て、当時の権力者やカリスマ的な男性が「おかめ顔」、「足が小さい」、「巨漢」、こうした女性を「美人」と呼び、連れ添うことにステータス性を示したのでは、というのが私の持論です。

現代の美容整形の代表である、二重手術、脂肪吸引、豊胸、歯のホワイトニング、これらもあと数世紀後には、木型の靴を履かされた少女と同じように見られるのです。

 

モテの極意とは何か

つまり、見る目の無い男を落とすには、「みんなが付き合いたい」と言われる女を目指せばいいのです。

「バカじゃないか」「そんなの当たり前だろう」「それができないから困っている」などと思わるかもしれませんが、待ってください。再三、書いてきた通り「男は見る目がない」のです。つまり、見る目がない男に「いい女」と思わせるのは「見た目ではない」ということです。

前回、書いた典型的な「モテない女性」の像を思い返してください。彼女達の戦略で誤っている点は多々ありましたが、最大の過ちは「ターゲット以外の男性からの評価を意識していない」というところにあるのです。

職場しかり学校しかり、モテたければ、本命以外の男性からも「いい子」とか「かわいい」と言われることが欠かせないのです。「だから、それが難しいんだよ」、またまた言われてしまいそうですが、私だって言いたいです。「だから、男は見る目がないんだって」と。

 

なぜ、男は「風俗」に行けるのか

表題に注目してください。「行くのか」ではありません。「行けのか」です。

先日、同僚の友人がこんなことを話していました。「こないだ、歌舞伎町で久々、風俗に行ったら、写真と全く違う子が出てきて詐欺だった」と。まあよくある話です。そこで私が「じゃあ、お金だけ払って(ああいうお店は前金制です)帰ったの ?」と、尋ねたところ、その友人は

「いや、一応することはしたんだよね」と、話したのです。

「よく、できるよね」私は咄嗟に返してしまいましたが、しかし、これはよくある話であり、そして、そこでは誰もが、その同僚のように「する」のです。では、なぜその同僚は「こと」を行ったのか。実は、男が女性にひた隠しにしている事実があるのです。

 

絶対に男が言わない本音とは「では、それは次回に」

――これが私のパターンですが、今日はまだまだ書いていきます。

では、今からそれを書きます。ただし、少しだけもったいぶらせてください。なぜなら、これを知ると女性であるあなたは男に対して醒めてしまうからです。あなたの夢を覚ましていいのか、そして覚ます権利があるのか。正直、悩んでいるのです。

ですからここから先は一日だけおいて頂き「男に醒めてもいい」と本当に感じたら、先をお読みください。私かのお願いです。

 

では、一日後のあなた。早速、男の本音を伝えさせて頂きます。

男は「エッチができそう」と感じると、その女性を「可愛い」と視覚的に見えてしまうのです。理由はなぜか分かりません。おそらく神様が男女のために、そう作ってくださったのだと思います。

なぜ、エッチが終わると男は冷たくなるのか、背中を向けて寝てしまうのか、そそくさとシャワーを浴びてホテルの時間を気にしだすのか、それは「したかったエッチができた」からではなく、「可愛く見えたあなた」への魔法が解けてしまったからなのです。

「できそう」と思うと男は可愛く見える

長々と書いてきましたが、いかに「できそう」と周囲の男性に思わせ「可愛い」と思わせるか、これこそがとても大切な戦略なのです。ただし、ここで忘れてはいけないのが「手に入りそうで、入らない」つまり、「できそうで、できない」という点は絶対に死守するということです。

極論ですが、たとえあなたが「おかめ顔」であったとしても、本命の周囲の男性達に「できそう」ゆえに「可愛い」といった視覚的な魔法をかけられれば、あなたと付き合うことは本命にとって価値あるものとなり、あなたは本命から「付き合いたい」対象に昇格していくのです。

 

最後の注意点

「できそう」=「性的アピール」これは全く違います。

これではただの「軽そうな女」です。そんな女性と付き合ったところで、周囲の男性からの評価は全く得られません。そうではなく、彼の周囲の男性「一人一人」に「自分だけはできそう」と思わせるのです。

つまり、外見としての性的なアピールをするのではなく、ちょっと二人きりになった時に――

・なんか〇〇さんって、服装のセンスがいいですよね
・前から思っていましたけど、〇〇さんの腕、太くないですか。触ってもいいですか ?
・既婚者の〇〇さんにしか聞けないんですけど、やっぱり不倫ってマズイですよね

こんなライトな感じで、周囲の男性を少しづつ惹きつけていくのです。

また、飲み会などで性的な話を話題が出た際は少しづつ踏み込んでいきましょう。普段は、「セクハラですよー」なんて、上手に流している女性が、お酒を入った時にはポロっと本音じみた話をすると、男は「二人で飲みに行ければできるかも」=「かわいい」と見えてくるのです。

そして本命だけには、あくまでも清楚に、もちろん日々の気遣いや思いやりは大切ですが、絶対に「自分が狙っている」ことを悟られてはいけませんし、性的な発言や接触も禁止です。そして、徐々に、「なんで、周囲の男共は〇〇さんを(あなたのことです)可愛いって言うのだろう」と、思わせるのです。

 

あなたの価値を彼の周囲の男性を介して、彼の中で上げていくのです。

「くっだらない」と思われるのは分かっています。しかし、いつだって女子会での会話の根っこは「なんで男って、あんなにバカなのかしら」と決まっているじゃありませんか。

そう、男は本当にバカなのです。そして、見る目も全くないのです。

私も学生時代には、高価なシルバーアクセサリーを買うために、せっせとバイトをしたり、原宿の行列店に朝から並んでいたものです。そんなものをつけて合コンに行ったところで何も変わらないのに、そんなことにも男は気が付けないのです。

 

「オトコの取説」はこれで最終回となります。

春のれぃさん、編集をしてくだっていたSさん、原稿を落としてばかりの私をいつも見守ってくださりありがとうございました。そして、これまでご愛読くださいました「オトナモテラボ」読者の皆様、本当にありがとうございました。また、どこかでお会いできる日を楽しみにしております。

精神科専門医 山下悠毅

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山下悠毅

山下悠毅

山下悠毅【精神科専門医 榎本クリニック院長】 専門:性依存症、ギャンブル依存症、パニック障害、社交不安障害│ 日頃の診療経験をもとに、こちらへ寄稿させて頂きます。 ブログ :[プラセボのレシピ]